あなたの会社の社長はヒマそうですか?
「社長ってなんだか遊んでる時間も多いし、給料もいっぱいもらえていいなー」って思ったことある方いませんか。
私もかつてはそんな風に思ったことがありました。
もちろん、会社を大きくしようと日々奮闘したり、新しい商品・サービスを生み出そうと必死に頑張ったりとヒマとはかけ離れた社長が大多数でしょう。
そして、社長がそういった姿を見せていれば、きっと社員の方もついていきたくなりますし、会社にとってもよい影響があるのは間違いないはずです。
でも、社長がヒマなことって悪いことなんでしょうか。
社長がヒマってことは・・・
社長がヒマということは、社員の方が頑張っていれば会社が回っている状態とも言えます。
つまり、それだけ会社は安定しているということの裏返しなのではないでしょうか。
逆に新しいサービスを打ち出さなければ会社が立ち行かない状態で社長がアタマを抱えていたり、
資金繰りが厳しく社長が資金集めに奔走している状態だと不安になりますよね?
そういった理由で社長が忙しそうであれば、会社としては危険な状態な可能性があります。
会社の拡大など、良い状態から更なる高みを目指していることで社長が忙しければよいでしょうが、悪い状態から抜け出そうすることで社長が忙しくなっているのであれば、逆に社長がヒマな方が会社や社員にとっては良いのではないでしょうか。
とはいっても・・・
会社を立ち上げ社長になっているということは、雇われて、毎月給料を受け取ることができる安定を捨て、私財をつぎ込んでリスクを取りに行っているわけです。
会社を立ち上げる理由は人それぞれ。
「良い商品・サービスを生み出して人々の暮らしを向上させて社会に貢献したい」社長もいれば、「一山当てて、早く悠々自適な生活を送りたい」社長もいるわけです。
そのためにはどこかのタイミングで必死になって会社を軌道に乗せて、安定した利益を生み出せるように奮闘しなければなりません。
今ヒマそうにしている社長も過去にそういった経験をしてきているのです。
挑戦し続けた結果として、今の余裕ある環境を勝ち取ったともいえるわけです。
もちろん、会社に不測の事態が生じたときにはそんな悠長に構えてなんかいられないでしょうし、対処するのが社長の役割であるわけですが、社長がヒマそうにしている限りはその会社は安泰なのではないでしょうか。
まとめ
いつもヒマそうにしている社長を見て、「社員ばっかり忙しくて、社長はなんにもしていない。」と思わずに、「社長がヒマそうならこの会社に危機が迫っていることはなさそうだ。安心して働ける。」と思ってみてはいかがでしょうか。また、社長もそんな風に社員に思ってもらえるよう、危機感を出さずに経営ができるといいですね。
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