アップルパイを焦がしたけれど

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何事にも挑戦

先日娘に絵本を読んでいると話の中にアップルパイが出てきて、「今度これ作って」と言われたので、作ってみることにしました。

しかし、お菓子作りは生まれてこの方やったことがありませんでした。
自信なんて1ミリもありません。

ここで、お願いをされたときに取る行動としては2パターンに分かれると思います。

①やったことがないので、どうなるかわからないけれど、とりあえず挑戦してみる。
②やったことがないので、失敗するのも怖いし、何かしらの理由を探して断る。

わたしは①の何事にも挑戦してみるというスタンスを心がけています。

というのも、独立とは新しいことへのトライ&エラーの繰り返しになるのだと覚悟をしたからです。
このホームページ作成やブログ更新を含めて、独立なんてやったことはありませんし、挑戦を恐れていては独立なんて夢のまた夢になってしまうと気づいたのです。

やらない理由を探さない、気持ちの持ちようを変える

やったことのあるものや毎日のルーティンワーク比べて、初めてやってみることへの心理的ハードルは、多少なりとも高く感じるものです。

日頃の仕事にしても、新しい取引が発生すれば付随して新たな業務も増えますし、今まで通りにはいかないこともあります。
何とか今までのやり方に落とし込めないか考えるのも作業効率上有効な手かもしれませんが、一律に同じ手を使うことが最適解とも限りません。

その時に、新たなやり方を避けるために「今までのやり方が変わってしまうから」とか「時間がかかってしまうから」などと言ってしまうことは簡単でしょう。
しかし、そんなことを続けれていればいつしか取り残されて、原始人みたいな働き方しかできなくなってしまうかもしれません。

初めてやることは、大変なこともあるかもしれません。というより大変なことが必ずと言っていいほど起きるものです。
それを毎回「ああ、大変だな・・・」と思いながら取り組むのは精神的にもつらいでしょうし、長続きしないはずです。

ですので、わたしは、大変なことを「自分の資産になるもの」として捉え、ポジティブに挑戦ができるようにしています。
そうすれば、将来を楽しみに新たな壁に挑戦できますし、継続することができるでしょう。

失敗しても、やっぱりやってみてよかった

冒頭のアップルパイ、結局どうなったかというと、
・パイ生地が焦げた
・煮たリンゴの汁が隙間から出てきた

と見た目は悲惨なことになってしまいました。
(見た目ほど味は悪くなかったのがせめてもの救いでした。)

しかし、娘からは「初めて作ったのにこんなに上手にできてすごい!」とお褒めの言葉をいただきました。

たしかに、お店やお菓子作りが得意な人のアップルパイと比べれば、それはとても見劣りのするものでしょう。
でも、1回目の挑戦として考えれば、ある程度食べられるものですし、上出来ととらえることもできます。(もちろん、1回目から完璧にできる人もいらっしゃいますので、そこと比較してしまうと・・・ですが。)

「とても上手くいった!」とは言えませんが、挑戦によって得られたものは多かったです。

たとえば、
・娘からほめてもらえた
・お店のクオリティの高さを実感することができた
・作り方を体験することができた(知っているのとやったことがあるの差は、とてつもなく大きい)
・アップルパイは作るよりも買った方がよいと知ることができた
・お菓子作りは自分には向いていないと知ることができた

一方で、失ったものといえば、リンゴとパイシート、調味料それから水道光熱費の合わせての800円くらいのもの。
得られたものを考えればとても安いと感じました。

挑戦するときには、それによって勝ち取ることができるメリットは当然考えるでしょう。
もし、その挑戦にためらいがあるときは、それによって失うリスクのある物事を具体的に洗い出してみるとよいです。
意外とそんなにリスクってないものです。
それがわかってしまえば、初めの1歩を踏み出す勇気がでてくるはずです。
わたしも、そうやっていろいろな挑戦を始めました。

続けていればきっと、気づいた時には見ている景色が変わっているでしょう。

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